【対処法を解説】大学で単位をどのくらい落とすと留年する?

こんにちは、マサヒです。これを読んでくださる皆さんの中には、
「単位落としそうでヤバい・・・どのくらい落としたら留年するんだろう?」
「単位落としすぎて、留年しそう・・・ここから挽回できるのかな?」
このように思っている方は多いと思います。単位を落としてしまうと、留年への不安が出てきますよね。今回は、大学1、2年生の人に向けた、どのくらい単位を落とすと留年するのか?また、単位を落としすぎた人の対処法を、2度の留年を経験し、こうすれば、単位を落とさずに済んだなという経験談を用いてお話していきます。
これを読むことで、後自分がどのくらいの単位を取れば、留年する可能性が減るのか、大学3年生、4年生でどんな生活が送れるのか、単位を落とさないような対処法が分かります。
それでは、早速お話していきます。
大学で単位をどのくらい落とすと留年する?

初めに、大学で単位をどのくらい落とすと留年するのかをお話していきます。大学1,2年生のうちにどのくらい単位を取っていれば、留年の危機から逃れるのか解説していきます。
大学や学部学科によって違いますが、今回は、卒業までの取得単位数を124とし、半期で取れる単位数の上限を24とします。以下の通りに大学2年生までの取得単位数をもとに、留年する可能性をお話していきます。
- 取得単位数80以上(64%):今まで通りの生活を送れば特に問題はなし
- 取得単位数70以上(56%):3年生頑張れば、そこまで心配する必要なし
- 取得単位数60以上(48%):今まで通りだとヤバい、心を入れ替える必要あり
- 取得単位数50以上(40%):3年生、4年生フル単でなければ留年、かなりきつい
学部や大学によっては、大学3年生終了までで、104単位なければ留年が確定するところもあります。その場合は、大学2年生までで、56単位は最低でもないと留年してしまいます。
因みに私は大学2年終了時で62単位しか取れておらず、大学3年生の前期でほぼフル単取れなければ留年と言うところで、頑張ることが出来ずに留年しました。
留年しないように安心するには最低でも大学2年生終了時点で取得単位数70以上は確保しておいた方が良いでしょう。
ではそれぞれの取得単位数に応じて、大学3年生、4年生でどのくらい頑張る必要があるのかをお話していきます。
取得単位数80以上(64%)の場合
まず取得単位数80以上(64%)の場合についてです。こちらは半年病気で大学行けなくなったなどの、よっぽど何かが起きない限り留年する可能性は低いです。
毎回ほぼフル単で来れていると思いますので、生活リズムも整っていると思います。大学3年生になっても、これまで通り単位を取っていくことで、4年生はほとんど授業を受けることなく卒業できます。
4年生で授業を受けなくて良いということは、その分就活、卒論に時間をかけることが出来ますし、社会人までの準備もできます。順風満帆な大学生活を送って、大学生活を楽しんでくださいね。
取得単位数70以上(56%)の場合
取得単位数70以上(56%)の場合も、留年する可能性は低いです。大学3年生で今までと同じペースで単位をとっても、大学4年生の前期には単位が全て取り終えることが出来る計算となります。
ただし、大学4年生の前期は就活が本格化する時期でもありますので、余裕を持って就活を行いたい人は、大学3年生でフル単を目指してみてください。
もし大学3年生で今までのペースよりも下がってしまったら要注意です。大学4年生は、就活や研究室、ゼミなど授業以外の時間が増えますので、授業に行く時間をなるべく少なくすることが理想です。
もし卒業までの単位をギリギリ取れたとしても、「就活の時間が取れず、就活に失敗した・・・」と言う人も周りには多かったです。授業、ゼミや研究室、就活、バイトの全てを上手くいくようにするには、なるべく4年生で授業に行く時間を減らすことが一番ですので、現在取得単位数70以上の人は、大学3年生では、最低でも今のペース、できれば今までよりも多く単位を取れるように頑張ってみてくださいね。
取得単位数60以上(48%)の場合
取得単位数60以上(48%)の場合は、留年の可能性は大いにあります。今までと同じペースで単位を取ると、確実に留年してしまいますので、大学3年生ではほとんどフル単が必須となってきます。
大学3年生をほぼフル単、大学4年生の前期にも同じくほぼフル単、もしくは大学4年生の後期まで授業に出ることで、卒業できます。ただし、大学2年生終了時でこの状態に居た人は、正直サボり癖がついていると思います。
私もこの状態でしたが、留年しました。やはりこれまで単位をそこそこ落としてきている人は、生活リズムと、大学生活の過ごし方を変えなければ、同じようにこれからも単位を落としてしまいます。
絶対に授業をさぼらないようにし、きちんと授業も聞き、課題の締め切りも絶対に守り、分からないことがあれば、友達や先生に頼ってテストでも点数を取っていく。この大学生のあるべき姿にまずは戻さなければ留年します。
「絶対に留年しない」という強い気持ちを持って、行動、習慣を変えていってくださいね。そうすることで、留年せずに大学を卒業することが出来ますので、頑張ってください!
留年しないための考え方を知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。私は留年しましたが、この考え方を持っていれば、留年しなかったと思います。
取得単位数50以上(40%)の場合
最後、取得単位数50以上(40%)の場合についてお話していきます。こちらに関しては、留年濃厚です。まず大学3年生終了時点で104単位必要な場合は、大学2年終了時点で56単位なければ留年が確定します。
大学によれば、単位数上限に引っ掛からない授業がいくつかあると思いますが、それを取ったとしても、大学3年、4年でほぼフル単を取り続けなければいけません。
正直並みの覚悟だと留年します。今までの生活を180度変えること、今後遊ぶ時間やだらけていた時間が減ること、同じようなだらけている友達に流されないこと、どんなに大変でも諦めないこと、これらを覚悟する必要があります。
人間楽な生活に慣れてしまうと、その生活を変えることは辛いです。だから留年するかギリギリな状態な人は、諦めてしまい、留年する人が多いと思います。
また絶対に単位を落とせないというプレッシャーもかかってしまいますので、本当に覚悟を決めなければいけない状態と言うことを認識してみてください。
可能性は低いですが、0ではないので、これから先一つも単位を落とさないという意識で、今後の大学生活を送ることで、留年をせずに卒業できます。
大学1年生で単位を落としまくった人の対処法

次に、大学1年生で単位を落としまくった人の対処法をお話していきます。学部によれば、大学2年生までの単位数で留年かどうか決まってしまうところもあるので、大学3年生、4年生で頑張ればいいやと思っている人は危険です。
大学2年生のうちに、単位を取れる生活に変え、大学2年生終了時には最低でも取得単位数70以上(56%)に行けるように、単位を取っていきましょう。対処法は以下の3つとなります。
- 対処法①単位数上限まで履修する
- 対処法②自分が得意な授業を把握する
- 対処法③誰でも単位が取れる授業を履修する
対処法①単位数上限まで履修する
まず1つ目の対処法は、単位数上限ま履修することです。大学1年生までの人で、中には上限まで履修しなかった人もいるのではないでしょうか?
授業を受けたからと言って、必ず単位が取れるわけはないですし、中には単位を取るのが難しい授業もありますので、保険も込みで、まずは多く履修してみてください。
フル単を目指しつつ、幾つかは最悪落としても、単位数を稼げるように、単位数上限まで履修することを行ってみてくださいね。
対処法②自分が得意な授業を把握する
2つ目の対処法は、自分が得意な授業を把握することです。大学の授業は、授業によって重視されるポイントが違いますよね。
例えば、出席点が高く、課題を毎回提出さえしていれば、ほぼ確実に単位が取れる授業だったり、課題の提出と、テストで点数を取れば、出席しなくても単位が取れる授業など、重視されるポイントが違うと思います。
そこで自分の能力を振り返ってみて、自分にはどのタイプの授業が合っているのかを考えてみてください。もし、自分が勉強するのが不得意な人であれば、出席点や課題の提出で合否が決まる授業を多めにとってみる。
また一夜漬けでもテストでそこそこ点数取れるという人は、テストの配分が多い授業を取るといったように、自分が得意な授業を把握して、自分に合った授業を選んでみてください。
対処法③誰でも単位が取れる授業を履修する
3つ目の対処法は誰でも単位が取れる授業を履修することです。大学の授業も様々ありますが、中には誰でも単位が取れる授業もあると思います。そういった楽な授業について情報を得ましょう。
大学での知り合いや、先輩に今まで取った授業で楽な授業はあったか聞いてみましょう。フル単を目指すうえでは、こういった誰でも単位が取れる授業を履修することも大事となってきます。
必修科目や、専門科目は自分が学びたいと思っている分野に近いため、きちんと勉強することが大事ですが、それ以外の一般教養の授業は興味があるもの、もしくは単位を取りやすい授業を受ける方が良いです。
私が受けた授業でめっちゃ楽だった授業は、毎週1回FaceBookで投稿さえしてれば単位が取れる授業だったり、授業に行ってビデオを見て、その感想さえ書けば単位が取れる授業などはとても楽でしたね。
注意点としては、そういった楽に取れる授業は、抽選がある授業が多いと思います。抽選に外れた場合のことも考えて、抽選で落ちた場合は、この授業を履修するということを前もって決めておくのが良いでしょう。
大学2年生で単位を落としまくった人の対処法

次に、大学2年生で単位を落としまくった人の対処法をお話していきます。このような方々は、大学3年生では何としても巻き返していかなければ。留年は目の前になります。
もう自分には後がないことを自覚して、大学生活を送ってくださいね。対処法は以下の2つになります。
- 対処法①単位が取れる生活に変える
- 対処法②授業ごとに知り合いや友達を作る
対処法①単位が取れる生活に変える
まず1つ目の対処法は単位が取れる生活に変えることです。これまで単位を落としてきたことには何かしら理由があるはずです。
- バイトが忙しすぎて、授業に行けなかった
- 授業以外に熱中することを見つけてしまった
- 遊びすぎて、昼夜逆転してしまった
など、人によっては様々ですが、何かしら理由があると思いますので、まずはその理由を特定しましょう。そして、それに伴った対策を行い、単位が取れる生活に変えてみてください。
例えば、バイトが忙しくて授業に行けなかった人は、バイトのシフトを減らすように頼んでみる、もしくはそれが厳しいのであれば、バイト自体を変えてみる、もしくは親の仕送りを増やしてもらうなど、まずは授業に行くことを絶対優先するように変えてみてください。
何があっても優先順位を、授業>その他とする生活に変えることで、授業に行けるようになります。
対処法②授業ごとに知り合いや友達を作る
2つ目の対処法は、授業ごとに知り合いや友達を作ることです。どうしても一人で受けないといけない授業であれば、困っても誰も助けてくれませんし、情報も全部自分で取りに行かなければなりません。
そうなると、だんだんと授業に行くのも億劫になってきて、そのまま授業に行かなかくなってしまう恐れがあります。
各授業で誰か一人でも連絡が取れる知り合いや友達が居ることで、もし朝一の授業であれば、来てなかったら連絡をし合うことができますし、課題の締め切りの催促し合うことができますので、単位が取れる可能性も上がります。是非友達や知り合いを作る、もしくは友達や知り合いと同じ授業を取ってみてくださいね。
大学で単位を落とすデメリット

次に、大学で単位を落とすデメリットをお話していきます。これらのデメリットがあることを理解することで、今後単位を落とさないような生活を送っていくことが出来ると思いますので、是非理解してくださいね。大学で単位を落とすデメリットは以下の3つです。
- 留年する可能性がある
- 単位を落とすことに罪悪感が無くなってしまう
- 自由な時間が少なくなる
留年する可能性がある
まず1つ目の大きなデメリットは、留年する可能性があることです。卒業までに必要な単位数を取らなければ、卒業が出来ず留年することになります。まだ留年を阻止できる可能性がある限り、諦めずに頑張ってくださいね。
留年することで、お金もかかりますし、親や家族からがっかりされますし、友達もいなくなり、周りは後輩だらけの生活になります。
こうならないためにも、単位を落とさずに、大学生活を送ってみてくださいね。大学を留年する際のデメリットは以下の記事でもお話していますので、是非気になった方はこちらも読んでみてくださいね。留年したくない!と思うことが出来ると思います。
単位を落とすことに罪悪感が無くなってしまう
2つ目のデメリットは、単位を落とすことに罪悪感が無くなってしまうことです。大学1年生の前期が終わった時は誰しも、何か単位を落としたら、「うわー単位落とした・・・最悪だ・・・」と落ち込んでしまうと思います。
ただし、これが続いてしまうと、楽な方を選び続けてしまい、簡単に単位を落とすことを選択するような生活になってしまいます。悪いことでも人間は慣れてしまうと、徐々に罪悪感が無くなってしまうんですよね。
「眠いから、今日は授業行かなくていいや」
「そういえば課題の提出明日までだ・・・でも今日飲み会だしな・・・まぁいっか」
のように、平然と単位を落としてしまうようになってしまうのです。このような生活になると留年はほぼしてしまうと言っていいでしょう。こうならないためにも、普段から単位を落とさない生活を送ることで、単位を落とすことのリスク、罪悪感を感じて、落とさないように頑張ることが出来ます。
自由な時間が少なくなる
3つ目のデメリットは、自由な時間が少なくなることです。単位を多く落としてきてしまうと、後々どうしても取らなければいけない授業が多くなり、授業ばかりの生活になると思います。
大学3年生になると、就活の準備に入る人や、サークル活動も卒業前の大事な時期になったり、色々と他のことをやりたいのにも関わらず、それが授業によってできる時間が少なくなります。
大学1、2年生のうちに取れるだけの単位を取っておくと、残りの大学生活は授業以外のことで自分を成長できることや、楽しいこと、将来のために時間を使うことが出来ますので、是非まだ大学1、2年生の人は単位を落とさない生活を送ってくださいね。
必修単位を確実に取ろう

また単位を落とさない生活を送るうえで、特に重要としてほしいことは、必修単位を確実に取っていくことです。必修単位だけは確実に取れるように、きちんと授業に行き、勉強をしてくださいね。
なぜなら、必修単位は、卒業までに絶対に取らなければいけないので、もし、学年ごとに同じ時間帯に必修単位がある場合は、1回落とすだけで留年する危機に陥ってしまう場合もあります。
例えば大学2年生の後期の水曜日の1限にある必修単位を落としたとしましょう。その授業を次の年でも取らないといけませんが、もし大学3年生の後期の同じ時間帯に別の必修単位があったとしたら、どちらかしか取ることが出来ません。
もしどちらも落としてしまうと、その時点で留年が確定しますし、どちらか取ったとしても大学4年生の後期まで授業を受けなければなりません。
ですので、必修単位に関しては、何としてでも落とさないように第一優先で授業に臨んでくださいね。必修単位の場合は、同じ学部の友達が絶対いると思いますので、お互い教え合って、何としてでも落とさないようにしてくださいね。
大学で留年するとどうなるの?就活の影響は?
最後、大学で留年するとどうなるのか、就活の影響はあるのかをお話していきます。私も大学を2回も留年し、2回就活を経験した立場からお話していきますね。
結論、1回の留年では、狙う業界を絞れば特に影響はありません。大学を一回留年しただけで、全く就職できなくなることはないので、そこは安心してください。
ただし、金融業界は、留年した人にとっても厳しいですし、企業によっては、影響があるところもありますので、少なからず影響はあります。
ただ、留年した場合でも、きちんと就活に対しての準備を行い、留年した理由を話すことが出来ることで、ほとんど影響なく就職できます。
詳しくは、以下の記事でも書いていますので、興味がある方はこちらも読んでみてくださいね。
単位を落とさず、楽しい大学生活を送ろう!

以上でまとめとなります。本日は、大学で単位を落とすと、留年してしまうのか?また単位を落とさない対策法をお話してきましたが、いかがだったでしょうか。本日のまとめは以下の通りになります。
- 留年しないためには、大学2年生終了時点で取得単位数70以上は確保しておく
- 大学1年生で単位を落としまくった人の対処法は、単位数上限まで履修する、自分が得意な授業を把握する、誰でも単位が取れる授業を履修する
- 大学2年生で単位を落としまくった人の対処法は、単位が取れる生活に変える、授業ごとに知り合いや友達を作る
- 単位を落とすデメリットは、留年する可能性がある、単位を落とすことに罪悪感が無くなってしまう、自由な時間が少なくなる
- 必修単位は確実に取ることが大事
私自身も単位を落としまくって、2回の留年を経験しましたので、大学1年生、2年生の頃に今回書いた記事の内容を行ってくれば良かったなと思いながら書きました(笑)
まだ、大学1年生、2年生の人は、留年を回避できる可能性はあると思いますので、是非、今回お話した対策法を実践し、単位を落とさず、楽しい大学生活を送ってみてくださいね!皆さんの大学生活がより良いものになるように祈っています。
それでは長い文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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