大学を2回留年した人が就職を経て、這い上がっていくブログ

「大学を2回も留年してしまった・・・これからどう生きていこう・・・」
「今は失敗ばかりだけど、なんとか這い上がって、良い人生送りたいな・・・」
二回目の留年が決まったあの日、絶望にふけっていました・・・
何をするにも気力がわかず、いったい自分は何をやっているのだろう。このまま就職して、普通のサラリーマン生活、普通の人生が自分には送れるのだろうか?
そのようなことを思いながら、ベットに横たわって、youtubeを見ていました。
少しずつ這い上がっていけている今

こんにちは、マサヒです。
私は大学時代2回の留年を経験しました。
あの頃の私は、
本当に自分は何をやっているんだ・・・
このまま普通の生活が送れるようになるのか・・・?
と不安ばかりの毎日を過ごしていました。
思い出すだけでも胸が苦しくなるくらい、精神的にも不安な状態で、何もするにも気力がわかない状態でした。今思っても、絶対に戻りたくないです。
ですが、今は普通に就職し、普通の生活が送れています。
平日は残業もほとんどなく、土日祝完全休みで、福利厚生もしっかりしている、いわゆるホワイト企業で働けています。
また休みの土日は、ブログを書いたり、本を読んだり、勉強したりなど行動ができるようになり、少しずつではありますが、這い上がっていけてるなと感じています。
もちろん、今の自分の全てに満足しているわけではなく、もっともっといい人生を歩めるような道を進めていきたいと思っていますし、着実に向かってはいけている現状です。
今回は、私がこうなるまでのいきさつと、なぜブログを書き始めたのかをお話していきます。
今までのいきさつ

留年を経験した人は、本当に就職できるのか、人と同じような生活がまずは送れるようになるのか、不安になると思います。
またお金の面だったり、周りからの反応など、不安なことばかりだと思います。
ですが、現に私は、このように平凡ではありますが、普通の生活を手に入れ、また徐々にではありますが、這い上がれるような行動を起こせるようになっています。
私のエピソードがそのような、「今は留年して将来も不安だけど、這い上がった人生を送りたい」方々の救いになれると嬉しいです。
徐々に堕落していった大学時代
高校生までの私は、いわゆる進学校に通う平凡な学生でした。
高校生までは特別勉強が得意だったわけではないですが、実家ということもあり、常に親や、じいちゃんから「勉強はしてるか~?」と言われていたので、勉強しているフリは上手く、成績も平均点くらいは取り、文句は言われない状態を常に保っていました。
常に監視されているような状態が嫌だったこともあり、大学は親元を離れ、一人暮らしを始めました。
大学で一人暮らしを始めたこと自体はとても楽しく、良かったのですが、やはり監視の目がないこともあり、徐々に自分の大学生活は堕落していきました。
夜遅くまで飲んで、次の日の朝からの授業を平然とサボる
教科書が必要なテストで、教科書がないので、朝から買いに行くも、なかったので諦めて、パチンコを打って時間をつぶす
友達と集まって、テスト勉強始めようとするも、いつの間にか缶ビール開けて、麻雀アプリで対戦を始める
などなど、今が楽しければそれで良い!といった状態になり、テストや単位に対する意識が低くなり、結局大学三年目になったときに、フル単(履修登録した授業を一つも落とすことなく全ての単位を取る)取らなければ、留年という危機になりました。
一回目の留年が決まる
「今期頑張らないと留年してしまう・・・」
そんな思いもありましたが、それまで単位を落とし続けた私がフル単を取れるはずもなく、なんなく留年が決まりました。
正直同じ学部でも3割ほどの人は、留年していることもあり、半ば諦めていた状態でした。
「どうせ友達も留年しているし、1年くらい留年したところで長い人生でみたら、短いし・・・」
また、一年の時に色々と申請をして、学費を一年分無料で通えることができたこともあり、
「1年多く通うことになるけど、どうせ1年分学費無料で行けたし、1年多く行っても他の人と払う学費は変わらないし・・・」
このように一度目の留年を迎えた自分は、そこまで罪悪感を感じず、言い訳ばかりを考えて自分を納得させていました。
唯一親に言ったときや、じいちゃんに言ったときは、申し訳ない気持ちはありましたが、それ以外はそこまで落ち込むこともなかったように思います。
学費も親に払ってもらうことになり、「卒業だけはちゃんとしてね」と言われたため、自分としても「大学を辞めずに、この一回の留年で絶対卒業しよう」と思っていました。
まさかの二回目の留年が決まる

時が経ち、単位は少し落としてはいるものの、なんとか一回の留年で卒業できそうな状態まできました。
私の大学の学部は、三年生から四年生に上がるときに、留年か進級かが決まるため、無事三年生から四年生に上がることができた私は、「後は就職を決めて、卒業論文を書いて、残りの4単位を取れば卒業ができる!」
そう思っていました。
就職活動も、3月に合同企業説明会に行き、良さげなところがあったら、個別説明会に行き、書類審査が通ったら、面接に行く。
といった、一般的な大学生の就職活動を行い、このやり方で、上場企業のネットワークエンジニアとしての就職が決まりました。
正直就職活動でも、留年したことが不利だと感じたことは少なかったです。
わりと順風満帆に大学四年生の時期を過ごしていた私でしたが、前期に4単位とれれば良かったものの2単位しか取れず、残り2単位だけ後期に取らなければならない状態でした。
夏休みが始まり、履修登録の時期になりました。
「そろそろ履修登録の時期だよな・・・そろそろしないとな・・・」
と思ってはいたものの、行動はせずに、夏バテのような形で毎日ダラダラと寝ては動画見て、また寝てと、何日間か本当に半分死んだような状態で過ごしていました。
そしてふと思い立って、履修登録がいつまでなのかを大学のWebサイトから確認したところ、履修登録の期限はとっくに過ぎていました。
「ヤバ、ミスった・・・」とは思ったものの、前も同じようなミスをしてしまい、その時は学生支援課に頼んだら登録できたので、今回も大丈夫だろう、そうしようと思いました。
大学が始まり、学生支援課に頼みにいきました。
「すみません、履修登録が間に合わなかったので、授業の登録をお願いしたいです」
そう私は言いました。すると、学生支援課の人が「この紙に登録したい授業を書いて」と言い、私に紙を渡しました。
紙を受け取った私は、今回受けようとする授業を書き、その学生支援課の人に渡しました。
受けとった学生支援課の人は少し怪訝そうな顔をして、こう言いました。
「これ一般教養の授業だよね?一般教養は他学部との調整もあるから、早めに締め切っていて、もう登録できないよ」
その言葉を聞いた瞬間私は頭の中が真っ白になりました。
動揺したものの、「分かりました。ありがとうございます。」と一言言って、その場を去り、家に帰りました。
家に帰ってからも私は、まだその状況を呑み込めていませんでした。
まだ心のどこかで、「流石に何とかなる方法あるだろう」と思っていました。
もう一度学生支援課に行き、今からでも受けれる授業はないか聞きに行きましたが、現実は無理でした。
その時、「あ、これ本当に俺卒業できないんだ・・・どうにもならないんだ・・・」
と現実を見ました。
当時の研究室の先生からも「残念だけど、来年単位は取るしかないね・・・とりあえず卒業論文は今まで通り、作り上げよう。内定先に電話する方がいい、もしかしたら卒業を待ってくれるかもしれないし、先に報告しといたほうがいい」と言われたため、恐る恐る内定先にも連絡しました。
内定先との電話はおよそ一時間にわたって話しました。
「あなた一回留年してるよね?何で同じミスをしないようにしなかったの?普通慎重になって何度も確認するよね?」
「どうにか卒業できるようにして」
と言われましたが、もうどうすることもできず、「やはり無理でした」と連絡すると、「残念だけど、内定は取り消しとなります」と言われ、決まっていた就職先もなくなりました。
親への連絡も電話ではできず、LINEで言ったところ、物凄い長文で返信が来て、本当にショックを受けていたと思います。
こうして、内定も取り消しになり、二回目の留年が決まりました。
就職できたのは就職エージェントのおかげ

二回目の留年が決まった後は、本当に辛かったです。
「まだ大学生を送らないといけないのか・・・」
「友達はもう働き始めて二年目となり、後輩も入ってくるのに、自分はまだ大学生なのか」
「二回も留年した人が本当に就職できるのだろうか・・・普通の生活が送れるようになるのか・・・」
と常に不安な状態でした。同じように留年した友達も、流石に2回目はなく、留年時代を一緒に過ごした友達も就職していき、一人取り残されたような気持になりました。
それから、私は大学の知り合いとも会いたくなく、卒業していないが、実家に戻り、基本的に自宅でWebの授業を受け、一度だけ大学に行き、グループディスカッションがある授業を取りました。
その時は、就職をどうするかについて本当に悩んでいました。
今までと同じ就活の仕方だと、他人ではあるが二歳も年下の人と、一緒に面接を受けたり、グループディスカッションをしたりする必要があります。
自己紹介をする機会などがあると、絶対に二回留年していることが分かるので、周りから「え?この人二回も留年してるの?」と思われるだろうなと思いました。
それを想像しただけで嫌だったのと、また普通に就活しても受からないだろうな・・・と思っていたので、別の就活方法を探しました。
ネットで「2留した人の就活」と検索をしてると、大学中退者向けの就活サイトを見つけ、そのサイトを見ていたところ、広告で「大学留年者、中退者、フリーター向けの就活エージェント」が目に入りました。
見た瞬間に、「これこそが自分に合った就活方法だ!!」と思いました。
色々と調べていくうちに、この就職エージェントを使えば、自分でも就職できそうだと感じたため、即座に申し込んで、説明会を受けることになりました。
今思えば、この決断があったからこそ、今はこうしてホワイト企業で就職できているのだと思います。
就職エージェントに関しては、別の記事でも解説していますが、就活の基礎や、自己啓発、ビジネスマナー、働き始めてからのマインドなどを学校のような場所で教えてもらいました。
また同じように大学を中退した人や、既卒の人、新卒で入った会社を数か月でやめた人など様々な経歴を持った仲間がいたので、楽しく就活ができ、そこで出会った会社が今の会社です。
その当時の私の考えは、「どんな会社に入ろう」など深く考えておらず、「まずは社会人として早く働きたい」「社会人として働いて結果出して、徐々にステップアップしていきたい」という考えもあったため、就職エージェントが合っていたのだと思います。
もし、私がどのように就職したのか気になる方、同じように2留してしまった人の就活方法を詳しく知りたい方は、以下の記事に書いていますので、良かったら見てみてください。
【留年した人必見】スキルも特技も無い2留した人の就活の仕方
仕事以外の時間は遊んでばかりだった
こうして、無事に卒業と、就職ができ、秋入社として会社で働くことになりました。
私が入った会社は、残業をなるべく削減しようという考えを持っているため、平日の夜は時間が多くありますし、土日も休みなため、仕事以外の時間は多く作ることができます。
入社して二年目までは、その平日の夜や、土日の時間も同期や友達と遊んでばかりでした。
入社する前に思っていた、「留年した分を取り返して、這い上がりたい!」
そのような気持ちはどこかに忘れていました。
入社三年目の途中、会社から一人で帰っているときにふと思いました。
「このままの生活だと会社にしがみついて人生終わってしまうな」
「平日の夜、土日の時間全部を遊びに使っても、楽しいが自分の成長にならない・・・時間の使い方を変えないといけない」
と思うようになりました。
そこで、何をやろうかな?と考えて調べていたところ、「ブログは初心者でも始めやすい」という記事を見ました。
「ブログなら会社終わってからもやれるかもしれない、やってみよう!」
そう思い、色々と動画を見たり、記事を読みながらブログを立ち上げ、始めることになりました。
留年している人を救いたい
ブログを書き始めると決めたときに、「何について書こうかな?」とはあまり迷いませんでした。
「二回も留年した落ちこぼれから這い上がっていきたい」
「私と同じような失敗をしてほしくない、留年した人を救いたい」
この気持ちを常に心の奥底に持っていたからです。
「ブログを通して、留年している人にタメになる情報を伝え、救っていきたい、これを読んでくれた人が這い上がって、活躍できる人になってもらいたい。」
このような思いのもとに、このmasahiblogが誕生しました。
留年して、落ちぶれたところから這い上がるためには

私は二回の留年を経験して、本当に辛く、落ちこぼれてしまったと思いました。
正直一回の留年では、このブログはなかったと思います。
なぜならそこそこの大学であれば、一回の留年では普通に就活して、普通に良い企業に入れるからです。
ですが、そこそこの大学ではない人や、二回以上留年した人、もしくは中退した人にとってはそのハードルが高くなります。
私はまずは普通の生活、人並みの生活が送れるようになりたいと思ったので、就職エージェントを使用して就職しました。
就職エージェントはそのような履歴書に傷がある人にとっては、就職できるまでの近道だと思います。
ただ就職できたことがゴールではないと思います。
会社で活躍して、昇進していく、もしくは自分のスキルを身に着けて、例え会社に頼らずとも飯が食っていける状態を作ること。
これこそが、色々な人に認められ、這い上がった人と言えるのではないかと思います。
そのためには、様々な勉強や行動することが必要になってきます。
それらを出来るようになるために、私は多くの本を読んだり、ビジネス系youtubeを見てインプットしたことをアウトプットして、自分の行動に変えていくことを行うようになりました。
私自身もまだ途中ではありますが、徐々に這い上がってきていますので、皆さんにももっと情報をお伝えし、是非行動していただきたいと思います。
まとめ

以上、私の今までのいきさつと、なぜこのブログが作られたのかをお伝えしてきました。
これからも留年して辛い人を救うための記事、這い上がりたい人への道筋を示していきたいと思っていますので、今後ともmasahiblogをよろしくお願いします。
とても長い文章になったので、読んでくださった方は本当にありがとうございます。
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