成果を出すためのメモの取り方【メモには2種類の取り方がある】

本日は、成果を出すためのメモの取り方についてお話ししたいと思います。
皆さんの中にも、新しいことを学ぶとき、講演を聞くときなどメモを取る方が多いと思います。
しかしそのメモは、記録の為だけにメモを取っていませんか?
勿論それだけでも構いませんが、
メモの取り方を工夫するだけで、成果を上げることに繋がります。
初めに、メモを取ることによるメリットを説明します。
1.メモを取るメリット
メモを取るメリットは大きく4つあります。
①情報が頭に入りやすくなる
メモを取ることで、頭の中が整理され、ただ話を聞くときよりも情報が入りやすくなります。
②集中して話を聞くことができる
メモを取るときは、集中して耳を傾けるため、相手の話に対して聞き逃すことがなくなります。
③見返したときに思い出せる
メモを取った後、見返すと思いますので、その時に、大事なことを思い出すことができます。
④相手のより深い話を聞き出せる
相手が話してるときに、メモを取ると、相手も気持ちが良くなり、つい普段では話さないことも話すようになります。
この様に、メモをただ記録として取るだけでもメリットというのは多くあります。
2.成果を出すためのメモの取り方
ここで本題に戻ります。
先ほども述べましたが、記録を取るためだけのメモに加えて、さらにそこから成果を出すためのメモの取り方についてお話していきます。
成果を出すためには、どのようにメモを取るのが良いかというと、以下の3つの方法を行います。
①ファクト(事実)を書く
まず一つ目は、ファクトを書くことです。
これは最初に述べた様に記録をするためのメモの取り方です。まずは、聞いたこと、目にしたことの客観的事実、もしくは大事なことについてメモを取ります。
②抽象化する
次に、抽象化します。
①ファクト(事実)を書く で書いた事実を元に、応用できるような抽象的な法則を見つけます。
③転用(アクション)する
最後に、転用(アクション)します。
②抽象化する で書いた抽象化を元に、自分が実際に行動すること、アクションについて書きます。
以上の、3つが成果を出すためのメモの取り方なのですが
言葉で述べただけでは具体的なイメージが付きにくいかと思いますので、以下に、このメモの取り方をご教示されているSHOWROOMの社長である前田裕二さんの例に沿って、書いてみましたので、以下の画像を見ていただきたいです。

メモを見開き2ページ使い、左側のページにファクト、右側のページを2分割し、左側に抽象化、右側に転用を書いていきます。
前田裕二さんの例
- ファクト
路上ライブをやっていた時に、自分が作った曲より、お客様からリクエストされた曲を歌うほうが投げ銭をもらいやすいことに気づく(事実)
- 抽象化
アーティストがお金を貰うには、お客様と双方向でコミュニケーションをとることが大事なのでは?
- 転用
showroomという会社を作り、ビジネスを生み出すことができた
このメモの取り方を行っていくことで、大事なこと、事実から、自分の行動に繋げることができ、さらにそのためのアイデアが浮かんできます。
3.まとめ
以上でまとめとなります。
今回は、成果を出すためのメモの取り方についてお話してきましたがいかがだったでしょうか。
今回は前田裕二さんが出版しているメモの魔力をから学んだことを記載しています。もっと詳しくメモの取り方について知りたい方は是非読んでみてください。
メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)
メモ一つとるにしても、そこから自分なりにアイデアを考え、行動に移していくことが重要だと思います。
どんどんファクトを書いて、どんどん抽象化、転用してみることによって、考えることができ、行動に移すことができ、成果を出すことができ、人生が変わるかもしれません。
お互い頑張って、行動していきましょう。それでは読んでくださりありがとうございました。
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