大学を留年して学費が払えない?自分で稼ぐにはいくら必要?
- 2025.01.01
- 更新日:2025.02.11
- 大学生活

こんにちは、マサヒです。これを読んでくださる皆さんの中には、
「留年してもう一年学費かかってしまうな・・・なんとか稼げる方法ないかな?」
「実際親に頼らず留年分の学費を払うにはいくら必要なんだろう?」
このように思っているのではないでしょうか。私も2度留年を経験しています。本日は、私の経験をもとに、学費はいくらかかるのか?一人で学費を払っていくにはいくら必要で、どう稼いでいけばよいのか?についてお話していきます。
留年中にかかる学費と生活費の計算

まず初めに留年中にかかる学費と生活費の計算をしていきましょう。留年したことによって、1年分の学費と生活費が余計にかかってしまいますよね。まずはおおよそいくらかかってしまうのかを把握することで、準備すればよい金額のイメージがつくと思います。
まずは学費についてです。私立大学と国立大学では学費が大きく違います。以下に表としてまとめてみましたので、参考にしてください。
学校区分 | 年間学費 |
---|---|
国公立大学 | 約53万円 |
私立大学(文系) | 約80万円 |
私立大学(理系) | 約110万円 |
私立大学(医学部) | 約288万円 |
留年して1年多く大学に通う場合も今までと同じように生活費がかかりますよね。学費だけでなく、生活費も含めた金額で考えてみましょう。
生活費は、家賃などの固定費が人によって違うと思いますが、月10万円ほどは学費とは別に準備が必要でしょう。上記に述べた留年してかかる学費と生活費合計を用意する計画を立てましょう。
留年してかかる学費を抑える方法①休学する

ここからは、留年してかかる学費を抑える方法についてお話していきます。まず1つ目の方法は、休学することです。
前期、後期のどちらかで残りの単位を取り終えることが条件にはなってきますが、もし半期の留年で卒業が間に合うのでしたら残り半期を休学することをおススメします。
休学とは、経済的な理由、病気、怪我、海外留学などの理由で一定期間、大学を休むことです。「休学届」を提出することで、大学に在籍しているものの大学には行かなくて良くなります。
休学中は学費がかからない、もしくは安くなりますので、半期休学し、その間にアルバイトを増やして、お金を稼ぐことで、自分でも留年してかかる学費を払えるようになります。休学については以下の記事でも解説していますので、もっと深く知りたい人は是非読んでみてくださいね。
留年してかかる学費を抑える方法②9月卒業する

次に、留年してかかる学費を抑える方法2つ目は、9月卒業することです。こちらも前期留年するだけで単位が取り終えることが条件にはなりますが、9月卒業し、10月入社を目指す方法もあります。
就活のタイミングが人と変わってきますし、募集をかけている企業も4月入社に比べると少なくはなりますので、全員にはおススメできないですが、9月卒業という選択肢もあることを覚えていてくださいね。
ちなみに、私も新卒で会社に入ったのは、10月入社でした。10月入社したことで、困ったことはあまりなかったので、少しでも早く働き始めたい人は9月卒業し、10月入社という選択肢も考えてみてくださいね。
10月入社の就活の記事について、以下の記事に書いていますので、気になった方は是非読んでみてください。
まずは親に支援してもらえないか話し合おう

まずは、親に支援してもらえないか話し合ってみてください。既に親と疎遠な人は難しいですが、そうではない人たちは、気まずいと思いますが、きちんと話し合うことによって、親も留年分の学費を支援してくれると思います。
親にお願いをする場合は前もって、何を話すかを準備し、シミュレーションして臨みましょう。是非以下のことを気を付けてお願いしてみてください。
- 留年したことを誠心誠意謝り、留年した理由もきちんと話す
- 次は絶対留年しないことを誓い、留年しないための対策、卒業までの計画を話す
- 今自分が出せる最大限の金額を提示し、不足分をお願いする
- それでも難しい場合は、社会人になって留年分の学費を返済する約束で、借金をお願いする
留年すると、やはり親には迷惑をかけてしまいますので、社会人になってから少しずつ親孝行をしていきましょうね。親と話し合う前にきちんとシミュレーションをして、誠心誠意お願いすることで、親も許してくれると思いますよ!
留年してかかる学費を自分で稼ぐ方法について

次に、留年してかかる学費を自分で稼ぐ方法についてお話していきます。正直自分ひとりだけで学費を稼ぐのはかなり大変です。普通の大学生活を送りながら、稼ぐ必要があるので、なるべく効率的に収入を増やしたいですよね。
効率的に収入を増やす方法としては、時給が高いバイトの稼働日数を増やすしかありません。私がおすすめする学費を稼ぐ方法は以下4つになります。
- 長期休み中にリゾートバイトをする
- 治験をする
- 高い時給のバイトに変える
- 今までのバイトの稼働時間を大幅に増やす
長期休み中にリゾートバイトをする
まず1つ目の留年してかかる学費を自分で稼ぐ方法は、長期休み中にリゾートバイトをすることです。春休みや夏休みなど、長期期間の休みの時に短期バイトに全集中して稼ぎましょう。
リゾートバイトとは、1か月~3か月ほど、旅館や遊園地、スキー場などリゾート地が繁忙期の時期に住み込みで働くバイトになります。自宅から通ってバイト先に行くのではなく、基本的に働く場所近くの寮に入って、働くイメージです。
平均的に月20万円ほど稼げますので、数か月働くことで学費分を稼ぐことができます。また、他にもおススメする理由は、以下あります。
- 住み込み中の寮費がかからない
- 食費が無料の場合がある
- 同年代の仲間ができる
寮費や食費などの固定費がかからず、かつ稼げるためおススメです。また、リゾートバイトをする人は、大学生が多いため、新しい同年代の仲間ができる可能性が高いです!以下におススメのリゾートバイトのリンクを載せていますので、気になった方は是非見てみてくださいね!
>>【利用者数25万人突破】リゾートバイトのお仕事検索・紹介ならダイブ!
>>リゾートバイトならアルファリゾート!
治験をする
2つ目の留年してかかる学費を自分で稼ぐ方法は、治験をすることです。治験とは、新しい薬や医療機器の有効性や安全性を確かめるための臨床実験です。
実験したい薬を決まった時間に飲み、検査を行うことで、謝礼をもらいます。内容は、指定の期間通院するか、3日~10日間ほど医療機関に宿泊して投薬と検査を行う形式があります。
一般的に3日ほどの宿泊で約6万円ほど、10日ほどの宿泊だと約20万円ほどの謝礼を貰うことができます。ただし、治験を受けるためには、健康診断の審査に通る必要があり、基本的には疾患や病歴が無い健康な人しか通りません。
また薬の副作用が発生するリスクがあるため、リスクを許容する覚悟が必要です。肉体や精神的な負荷はほとんどかからず稼げますので、気になった人は一度見てみてください。
>>大学生に話題の治験情報
高い時給のバイトに変える
3つ目の留年してかかる学費を自分で稼ぐ方法は、高い時給のバイトに変えることです。稼ぐ金額を増やすためには、今まで行ってきたバイトよりも時給が高いバイトに変えた方が良いでしょう。例えば以下のようなバイトです。
- 引っ越し補助
- 自動販売機補充
- 結婚式場のホールスタッフ
- コールセンター
どのバイトも日給1万円ほどなので、週に5日働けば、20万円近く稼げます。しかし、時給が高い分、肉体的、精神的にきつい仕事が多いので、事前にどんな仕事かを知ったうえで応募してみましょう。他にも時給が高いバイトは見つかると思いますので、是非探してみてください。>>ジョブリンクワーク
今までのバイトの稼働時間を大幅に増やす
3つ目の留年してかかる学費を自分で稼ぐ方法は、今までのバイトの稼働時間を大幅に増やすことです。今までやってきたバイトから新しいバイトに変えることに抵抗がある人や、時給が高いバイトが向いていない人は、今までのバイトの稼働時間を大幅に増やしてみましょう。
例えば、今まで週に3日だった人は週5、6日にしてみたり、夜しかシフト入っていなかった人は、朝から入るようにしたり、稼働時間を増やすことで、バイト代も増えますよね。
働きすぎると体を壊してしまう可能性があるので、自分の体力に相談しつつ、上手く時間を調整して行ってみてください。
支出を抑える方法について

次に、支出を抑える方法についてお話していきます。お金を稼ぐ必要ももちろんありますが、それと同時に支出を抑える必要もありますよね。支出を抑えたいと思っている大学生はまず以下のことを試してみてください。
- 一人暮らしの人は実家に戻れないか検討する
- 家計簿をつけて支出を把握する
- 支出の中から節約できるものを見つける
一人暮らしの人は実家に戻れないか検討する
まずは一人暮らしの人は実家に戻れないか検討してみてください。毎月の支出として一番大きいのは間違いなく家賃だと思います。まずはこの固定費を第一優先で削減できないか検討してみてください。
特にギリギリで留年してしまった人などは、留年した間に取る単位の数は少ないはずです。上手く授業の日をまとめて、大学に行く日数を減らしてみてください。そうすることで、多少実家から通うのが遠くなっても行けるはずです。
私も留年して授業が週に1度だけになったときは、実家から大学まで車で3時間ほど通っていました。飛行機でないと通えない距離ですと流石に難しいと思いますが、大学まで月に4回通う交通費と家賃を比較して是非検討してみてください。
家計簿をつけて支出を把握する
次に家計簿をつけて支出を把握してみてください。王道ではありますが、支出を抑えるためには、まずは自分が今何にどのくらいお金を使っているのかを把握することが必要です。
家計簿アプリを使用することで、あまり手間かけずに、自分の支出を把握できますよ。また、デビットカードやクレジットカードを持っている方は、銀行のアプリと連動することで、自動で家計簿をつけてくれるサービスもあるので、是非使用してみてください。
支出の中から節約できるものを見つける
支出を把握出来たら、その中から節約できるものを見つけてください。例えば飲食費が多いと感じる方は、コンビニや外食を避け、自炊に変えたり、飲み物も水筒をメインにしてみてください。
少し変えるだけですが、塵も積もれば山となると言うように、年間通すと数万円の差になってきますよ!
また、支出の中で交際費(友達や恋人との飲み会や遊び代)が多いと感じる方は、減らせる努力をしてみてくださいね。例えば、店で飲まず宅飲みに変えたり、恋人とのデートもお金がかからないデートを考えてみたり、上手く工夫をすることで節約できますよ!
留年して大学を中退するか迷っている人は

次に、留年して大学を中退するか迷っている人達に向けてお話していきます。留年することで、余計に学費がかかってしまうので、だったら中退して、早く働き始めた方が良いのではないか?と考える人も居るでしょう。
結論、自分のやりたいことに大卒の資格が必要かどうか?です。大卒の資格を持っていることで、人生の選択肢の幅は広くなります。特に就活では、大卒以上しか募集していない企業も多くありますし、大卒以上でないと管理職になれない企業などもあります。
他にも初任給に差があったり、大卒のメリットは多くあります。ただ、将来起業や、フリーランスなどを視野に入れている人は学歴はほとんど関係ないですし、また、サラリーマンとして生きていく人も、早めに現場で結果を出せば、大学新卒で入ってくる人たちの給料を超えることも全然できます。
まずは、自分がどうなりたいのか?を考えてみて、中退して早めに働くか、留年して大学卒業するのかを決めてみてくださいね。
以下の記事にも、大学中退か、留年かで迷った人向けの記事を書いていますので、是非こちらも読んでみてくださいね。
留年した経験も無駄にはならない!

以上まとめになります。本日は、大学を留年して学費が払えない人に向けた記事をお話してきましたが、いかがだったでしょうか?
大学の学費を自分で稼ぐのは想像以上に大変です。なるべく親の支援を受けたいと思いますので、まずは親ときちんと話し合ってみてくださいね。自分で稼がないといけない人は、是非本日お話したことを試してみてください。
自分で学費を払うことで、より学費の重みを感じ、二度目の留年しないように、これからの学校生活が変わっていくと思います。留年して大変だと感じた経験も、これからの成長次第では、決して無駄にはならないと思いますので、これから頑張って卒業してくださいね!
このmasahiblogでは他にも就活の話や、留年した人に向けた悩み解決を発信していますので、是非気になった方は他の記事も読んでみてくださいね。皆様のこれからの活躍をお祈りしています。それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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