大学で留年したら奨学金は止まるの?留年者の学費の払い方について

大学で留年したら奨学金は止まるの?留年者の学費の払い方について

こんにちは、マサヒです。


これを読んでくださる皆さんの中には、

「大学で留年してしまった・・・奨学金はどうなるのかな・・・?」


「奨学金止まったら、来年の学費払えるかな・・・?どうしよう・・・」


このように思っている方は多いと思います。


大学で留年した場合は、奨学金が止まってしまいます。


私も大学時代2回留年しましたが、奨学金が止まってしまい、学費、生活費を払えるのか不安だったため、気持ちは分かります。


そこで本日は、大学を留年した人の奨学金事情について、また留年した人が来年の学費を払え、生活できるための方法についてお話していきます。


これを読むことで、留年した人の奨学金事情が分かり、また来年の学費、生活費を賄う方法が分かります。


それでは、早速お話していきたいと思います。

留年した場合、奨学金はどうなるのか?

初めに、留年した場合、奨学金はどうなるのかについてお話していきます。


冒頭にも述べましたが、JASSO(日本学生支援機構)から奨学金を受けている場合は留年した場合、奨学金は止まります。


また、他の所から借りている場合も、留年したということは、学業に不振があるということで、停止する可能性は高いです。


JASSO以外から受けている場合は、停止ではなく廃止の可能性もあるため、借りているところに確認することをおススメします。


奨学金は、留年した状況によって、対応の仕方が変わってきますので、場合別にお話していきます。

大学1年~大学3年のときに留年した場合

大学1年~大学3年のときに留年した場合は、留年した年は、奨学金を受け取ることができません。


しかし、奨学生学修状況届に奨学金停止されてからの授業出席状況、単位取得状況、学生生活状況についてを記入し、提出することで、奨学金を再開することができます。

大学4年のときに留年した場合

大学4年の時に留年した場合は、既に4年分の奨学金を受け取ったことになるため、返済が始まってしまいます。


返済を延期してもらうためには、在学届を出す必要が出てきます。詳しくはこちらのJASSOのサイトかを確認してみてください。

大学を中退する場合

大学を中退する場合は、大学在学中の奨学金を返済しなければなりません。


もし返済までの期間を延ばしたい方は、JASSOに相談することで、最高10年猶予を伸ばすことができます。

留年した人の学費を抑える方法について

次に、留年した人の学費を抑える方法についてお話していきます。


学費を抑える方法については以下の3つの方法があります。

休学すること

一つ目は、休学することです。


これは取得単位に余裕がある方、前期、後期のどちらかは必修科目がない状態の方しかできませんが、上記の方は、休学することで半期の学費を免除することができます。


半年休学し、留学に行ったり、短期でアルバイトを行い、学費を稼いだり、自分の将来に役に立つ資格を取ったり、有意義に過ごしてみてはいかがでしょうか。

休学することはその間単位を全く取ることができないため、きちんと自分の単位取得状況と、休学する間何をするかを明確にすることが大事です。


そうすることで、無駄ではない時間の過ごし方を送れますので、きちんと悩んで、どうするかは決めてみてくださいね。

学費免除を申請する

二つ目は、学費免除を申請することです。


これは大学によっては、もしかしたらない制度かもしれませんが、留年者向けの学費免除を行っている大学もあります。


また進級するまでに必要な残りの単位分だけ金額を払うような制度もあります。


大学によって様々ですので、まずは大学に相談し、そのような制度がないかを調べてみることをおススメします。

半期卒業する

三つ目は半期卒業することです。


卒業までの残り単位数が、半期で取得できる場合は、秋卒業という形で、半期で卒業できる制度もあります。


これも大学によっては行っていない大学もありますが、もし秋卒業ができる場合は、秋卒業して、10月から働くということもできます。


ただし、秋卒業の場合は、募集している企業も四月入社に比べて少ないというデメリットもありますので、就職のことも考えて判断することをおススメします。


秋卒業の人に向けた就活方法については、以下の記事でもお話していますので、是非読んで参考にしてみてください。

留年した人で学費、生活費を賄う方法について

最後、留年した人の学費、生活費を賄う方法についてお話していきます。


以下の三つの方法があります。

アルバイトをすること

一つ目は、アルバイトをすることです。


これは誰しも考えると思いますが、やはり生活費を賄うには、大学生でアルバイトを行うしかありません。


ここで注意としては、あくまでも学業に支障がない程度行ってくださいね。


学費を稼ぐために、アルバイトのし過ぎてしまい、もう一年留年してしまった・・・となってしまったら元も子もありませんので。


留年した人の最優先事項は、単位を取得することですので、きちんと自分のスケジュールとの折り合いを考えて、アルバイトを行ってみてください。


留年者にとってのおススメのアルバイトについては、以下の記事でも話していますので、是非読んで参考にしてみてください。

親や家族に頼ること

二つ目は、親や家族に頼ることです。


大学の学費は一年となると、何十万~とかかってしまうので、正直貯金をめちゃくちゃしている人でないと、大学生が一人で払うには少し厳しい部分があると思います。


ですので、その様な場合は、親や家族に頼ってみてください。


言いづらいとは思いますが、きちんと親や家族に謝って、絶対に卒業する意思を伝えて、もう一年分の学費を出してもらうことをお願いしてみてください。


社会人になって、余裕が出たら、少しづつ親孝行として返していけばいいと私は思います。

教育ローンを組むこと

三つ目は、教育ローンを組むことです。


これは、国や民間の金融機関にお金を借りることになります。


教育ローンは、普通の金融機関で借りる場合よりは、少しだけ利子も安くなりますが、おススメはしません。


一度借りてしまうと、簡単にお金を借りれてしまうという錯覚に陥ってしまい、どんどんと借金が膨らんでしまうリスクがあるため、またこれから奨学金の返済もあるのに、それプラスでこの借りたお金を返さないといけなくなるためです。


本当にどうしても払うことができない場合の最終手段だと考えてください。

まとめ

以上でまとめとなります。


本日は、大学を留年した人の奨学金事情について、また留年した人が来年の学費を払え、生活できるための方法についてお話してきましたがいかがだったでしょうか。


私も留年したときの学費は、親に頼りましたが、そのうちの何十万かは、私が子供の頃に貰っていたお年玉などの貯蓄があったみたいで、それを使うことになりましたね。


話はそれますが、私も子供ができたときは、子供が貰ったお金はきちんと子供のために取っておこうと思いました(笑)


皆さんがきちんと学費を払い、卒業し、社会人になって活躍できることを祈っています。


それでは最後まで読んでくださりありがとうございました。